<   2017年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧

2017年1月に読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:3510
ナイス数:142

昭和元禄落語心中(8) (KCx)昭和元禄落語心中(8) (KCx)感想
何とか回復に向かった八雲師匠だけれど、すっかり気弱になってしまって心が痛む。「私よりお若いのに」と師匠を心配する松田さんの元気さに何だか救われる。そして、本格的に落語に取組もうとする萬月さんや、記録として残そうとする樋口先生、「じいじ」に懐く信ちゃん、与太・小夏夫妻、色々な人の思いが八雲師匠を浮世と落語に縫いとめる。老いを感じる師匠を見ているのは辛いけど、まだ大丈夫と思わせてくれるのだが…。
読了日:01月30日 著者:雲田 はるこ

昭和元禄落語心中(7) (KCx)昭和元禄落語心中(7) (KCx)感想
落語への思いを三味線に託す小夏さん、親子会が出来ることになり稽古に励む与太、二人の息子として落語好きに育っていく信ちゃん。三人に囲まれて暮らし、八雲師匠も孤独ではなくなったと思っていたけど、過去に縛られて一人で何かを終わらせようとする気持ちは変わらないらしく、切ない。みよ吉さんも先代助六さんも、そんな八雲師匠の自責の念が見せている姿なんだろうなぁ。
読了日:01月30日 著者:雲田 はるこ

昭和元禄落語心中(6) (KCx)昭和元禄落語心中(6) (KCx)感想
八代目八雲師匠と、先代助六、全く違った個性の落語を受け継ぎながら、自分の落語を追い求める与太。きっといい噺家になる、と思わせる。そんな弟子を信じて、先代助六の「居残り」を語る八雲師匠の姿が、あたたかくて切ない。
読了日:01月30日 著者:雲田 はるこ

昭和元禄落語心中(5) (KCx)昭和元禄落語心中(5) (KCx)感想
アニメの二期を見始めたて色々忘れてるなぁ、と再読。あらためて、あの与太がちゃんと自分らしい噺家の道を模索していく姿がいい。
読了日:01月30日 著者:雲田 はるこ

武家の初恋 (ディアプラス文庫)武家の初恋 (ディアプラス文庫)感想
典雅節少なめと思ったが、恋をすると主人公を多弁にしてしまう悪い癖、とあとがきにあってにやり。そういえば、あちらの鉄さまはもっとクールだったっけ。四人もの許嫁に先立たれたけど、出会いがあって良かった。大金を用意出来ちゃったのは、ちょっと都合が良すぎる展開だったけど、まあいいか。
読了日:01月29日 著者:小林 典雅

光源氏の花嫁 (コバルト文庫)光源氏の花嫁 (コバルト文庫)感想
ものすごく久しぶりの真船さん。近頃はこういうライトな作品をお書きだったんですね。民主主義関連の読書に疲れたので、ちょっと箸休め。タイトルは、紫の上の様な立場で従兄の佳鷹に引き取られた主人公奈緒くん、って事。光源氏に理想の伴侶として育てられた子どもと、実は一枚上手に育った子ども、どちらが育てられたんだだろう、という幼馴染の智花ちゃんの話、なるほど。女装、そりゃバレるでしょ普通(笑)
読了日:01月27日 著者:真船 るのあ

バカに民主主義は無理なのか? (光文社新書)バカに民主主義は無理なのか? (光文社新書)感想
イギリスはEU離脱を決め、アメリカでは政治経験の無い新大統領が選ばれた。我が国でも、民主党政権が生まれたと思ったら今は安部政権が支持されている。どれも民主的な手続きを経ての国民の選択だ。これらの選択で、我々の暮らしはより良い方向に進んでいるのだろうか。そんな疑問を持ち読んでみた。民主主義の歴史も語りながら、「公正な人間に友人はいない」と友愛に流される危険を指摘。「お上」を頼るのではなく自らが「お上」である意識を持つ事。民主主義とは国民が当事者である場合にしか成立しない。難しいが、肝に銘じなければ。
読了日:01月24日 著者:長山 靖生

モノを持たなければお金は貯まる (ロングセラー選書 仕事とお金)モノを持たなければお金は貯まる (ロングセラー選書 仕事とお金)感想
モノ、私の場合は主に本だが、色んな資料も溜まりやすい。この手の本を読むと「よーし」と気合は入るのだが、最後には手放したくないモノが多くて、思ったほど減らないのだ。頭では理解するのだが、どこまで実行できるかなぁ…。モノを減らせない人はモノに依存してるのかもしれないが、いくらモノを増やしたくないからと言っても、お連れ合いが貰って来てしまった景品で夫婦喧嘩になる程だと、逆に強迫観念的になってるのでは、と思ってしまった。何事も程ほどでいいんじゃないかなぁ。ダメ? 積読増殖防止対策として図書館で借りました。
読了日:01月22日 著者:あらかわ 菜美

あめつちだれかれそこかしこ 4 (アヴァルスコミックス)あめつちだれかれそこかしこ 4 (アヴァルスコミックス)感想
自由な納戸さんと、どこか気弱だが学校までついて来る年神様。家にいる二人だけでも大変なのに、お稲荷さんまで…。親子三代、青司一族はずっとこれを受け入れて来たのだからすごいな。学校の友達も家にやって来るようになって、青司の人間との関係も広がっていくといいな。 読了日:01月22日 著者:青桐ナツ

阿・吽 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)阿・吽 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)感想
ついに実際に出会った二人、その感応の様子が凄まじい。共に唐へ向かうことになったが、遣唐使船での留学僧というのは全て国費留学生だと思っていたら、真魚は自費留学だった。そういう制度もあったとは知らなかった。そして命がけの入唐。二人は別の船だったので、別の場所にたどり着いたが、これからどう違った道を進むのだろう。弘法大師というと、伝教大師ととも有名な平安初期の僧侶で高野山を開いた偉い方、というイメージしかなかったが、こんなに激しい求道の道を歩んだ方だったとは!
読了日:01月18日 著者:おかざき 真里

雪花の虎 4 (ビッグコミックススペシャル)雪花の虎 4 (ビッグコミックススペシャル)感想
虎姫さま、凛々しく、そして美しくなられた。兄上との跡目争いは辛いものがあったが、ついに春日山城城主に! 宿命のライバルとなる武田晴信ともついに出会い、と思ったらいきなりナンパされてましたが、いよいよ物語が本格的に動き出した感じで先が楽しみ。
読了日:01月17日 著者:東村 アキコ

黒部ダム物語 (少年少女20世紀の記録)黒部ダム物語 (少年少女20世紀の記録)感想
「黒部ダム物語・マンモス・タンカー物語 」映画「海賊とよばれた男」を観て小学生の頃読んだ出光のタンカーの話を思い出し図書館を探した。読メのamazonリンクは黒部ダムが表紙の1982年版だが、お借りしたはタンカー日章丸が表紙の1997年版。小学生の頃読んだのは1963年の初版だったのだろう、懐かし過ぎる。映画で危険を冒してイランのアバダンに行った日章丸は二代目で、本書にある13万トンのマンモスタンカーは三代目にあたるらしいが、全く覚えていなかった。
読了日:01月16日 著者:前川康男

ローウェル骨董店の事件簿  センチメンタル・ジュエリーの謎 (角川文庫)ローウェル骨董店の事件簿 センチメンタル・ジュエリーの謎 (角川文庫)感想
骨董屋の兄と検視官の弟、第二弾。今回は兄弟二人にも深い傷を残した事柄が背景の殺人事件だった。犯人を突きとめようとする中で、兄弟が抱える問題も浮き彫りになって行く。二人の幼馴染である刑事と、兄が引き取った友人の遺児、四人の関わりが事件解決とともにその関係も深めていく。続きもぜひ読みたいのだが、もう続編はなさそうで残念。
読了日:01月10日 著者:椹野 道流

ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)感想
4年前に単行本が出ていたのだが、この度やっと電子本で読むことが出来た。骨董屋の兄と検視官の弟、事件現場の遺留物と被害者のご遺体から真犯人に迫る。DNA鑑定など出来ない第一次世界大戦の後という時代が舞台だが、それだけに兄弟の目と経験がものをいう面白さがあった。事件解決もさることながら、兄弟が疎遠となっていた原因である戦争と徴兵へのそれぞれの考え方、戦争での殺人と事件としての殺人の問題を取り上げている事に興味をもった。
読了日:01月08日 著者:椹野 道流

月影ベイベ 8 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 8 (フラワーコミックスアルファ)感想
繭子さんの闘病中の日記、隠し持っていたおじいちゃんも辛かったのね。でも蛍子は読めて良かった。円くんの事、この町に馴染んで自分のおわらを踊る事、色々と吹っ切れた部分があるみたい。繭子さんは娘の蛍子を残して逝くのは心配だったろうけれど、母としての思いがちゃと伝わってよかった。
読了日:01月06日 著者:小玉 ユキ

最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)感想
前半は社員旅行と称する京都への旅。ロイドも人間の姿で同行出来て楽しそうだったが、夏神さんの不安、イガ君の違和感、何かが変化しそうな気配。そして今回のお客様(?)は、イガ君が後輩の助っ人バイトの遺品整理で出会ってしまった霊。何だかさみしい展開なのかと思ったけれど、この黒猫さんのおかげでほっとできるお話だった。
読了日:01月06日 著者:椹野 道流

毎日晴天! (キャラ文庫)毎日晴天! (キャラ文庫)感想
久々の新刊を読んで、最初のお話が懐かしくなって電子本にて再読。勇太と真弓の紆余曲折や、高校を卒業させた後の保護者'Sの思いを知った後に、あらためてこの1巻目を読むと切なさ倍増で涙が出そうになった。家族といえども以心伝心だけではやっていけない。感情を語られ過ぎるて息苦しくなる時もあるけど、この登場人物たちに教えられた事も多々ある。
読了日:01月02日 著者:菅野 彰

拝み屋横丁顚末記 26巻 (ZERO-SUMコミックス)拝み屋横丁顚末記 26巻 (ZERO-SUMコミックス)感想
横町の三爺がネットで科学者三爺とゲーム対決。ご高齢の彼らが新しいメディアに馴染んでいるのでビックリ。相手の三爺も含め、年齢の割に少しも枯れてないところが好き。エンジェルさんの対応、いつもとひと味違ってちょっと素敵だった。武藤さんの過去にはそんなロマンスがあったのね、と猫ちゃんにほっこり。今回も横町の個性的な面々の活躍、楽しませていただきました。
読了日:01月02日 著者:宮本 福助

読書メーター
[PR]
by hitokohon | 2017-02-01 00:38 | 読書メーター