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2016年3月に読んだ本

2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3598ページ
ナイス数:152ナイス

「いじめ」をめぐる物語「いじめ」をめぐる物語感想
著者別販売の電子書籍にて辻村深月さんの「早穂とゆかり」のみ読了。小学校時代のゆかりがイタい子で嫌われる要素を持っていたのはわかる。子どもは幼くて正直な故に時に残酷だ。いじめてしまった側が、自分だけが悪い訳ではないと思う気持ちもわかるが、大人になってもそのままではダメだろう。いじめられる側の非を唱えていいのは、いじめられた側の反省としてのみだろうと思う。大人になって対峙した時、早穂の方が成長してなかったのかな。ゆかりの方も、ちょっと大人気ない気もするが。いじめの問題はそれだけ人の人生を左右する事なのだ。
読了日:3月29日 著者:荻原浩,小田雅久仁,越谷オサム,辻村深月,中島さなえ
名前探しの放課後(下) (講談社文庫)名前探しの放課後(下) (講談社文庫)感想
「光待つ場所へ」の秀人と椿はこの作品の登場人物、と思ったら更に前があった。何と「メジャースプーン」のあの子達! タイムスリップの真相は「ぼく」の力? 名前は出てこなかったけど、秀人が会ってたの秋山先生だよね。「凍りのくじら」の理帆子さん多恵さんも郁也くんと登場。チヨダコーキの本の話題もあり。シリーズ物じゃないけど、辻村ワールドの住人達の物語。とにかく、あすなちゃんといつか君が、未来への道を歩んで行く勇気を持てた様で良かった。名前負けしてないよ、2人とも!
読了日:3月28日 著者:辻村深月
名前探しの放課後(上) (講談社文庫)名前探しの放課後(上) (講談社文庫)感想
先日読んだ短編集「光待つ場所へ」の「樹氷の街」は、この物語に登場する天木、秀人、椿の中学時代の話だったのか。タイムスリップと自殺した誰か探し、「冷たい校舎」にちょっと似た展開だが、彼らは普通に学校以外の世界と繫がっているし、主人公いつか君が遭遇している問題によって仲間の輪を広げて行く。今のところ明るめの感じだが、これからどうなるんだろう。
読了日:3月26日 著者:辻村深月
心屋仁之助の「いい人」をやめてスッキリする話 (王様文庫)心屋仁之助の「いい人」をやめてスッキリする話 (王様文庫)感想
この著者の講演に行った友人から話を聞き、興味を持って読んでみました。発想の転換、知足、他者の反応を気に病まず好きな事や本当にやりたい事をする勇気と覚悟。アドラー心理学と似ている。
読了日:3月25日 著者:心屋仁之助
ろくでなしと俺 (ドラコミックス)ろくでなしと俺 (ドラコミックス)感想
久しぶりに再会した宿無し職無し(?)の元同級生美里に懐かれる北方。何度追出しれも舞い戻って居候を決め込む美里に、次第にほだされ流される様に同居を許してしまう。大丈夫なのか北方。2人の気持ち(と体)の距離が縮まって行くのを、ちょっと心配しつつ読んだ。今後も心配です、北方が。とにかく幸せを祈る。
読了日:3月23日 著者:木下けい子
神様の御用人 (メディアワークス文庫)神様の御用人 (メディアワークス文庫)感想
神様の御用人という名称からもう少し堅苦しいものをイメージしたが、何の儀式めいた引継もなく、いきなり御用人に指名された主人公。神や神事へのあまりの無知さから「代理」という事にはなったけれど、何か軽いぞ神様界(笑) 神社のあれこれや、民間信仰の神様、神道の神様、陰陽道の神様、日本の神様にも色々な種類がある、など勉強になる事もあり。お話はほのぼのするもので楽しく読ませていただきました。けれども、悩み多き神様方、そのくらいの事はご自分で気付いて悟られるのでは? という内容のもありましたが…。次巻以降に期待かな。
読了日:3月19日 著者:浅葉なつ
坂本ですが? 4 (ビームコミックス)坂本ですが? 4 (ビームコミックス)感想
最終巻。久保田母のまさかの身がわり登校、誰も気付かないのか(笑) その久保田くんとのほのぼのも心暖まる感じで良かったけど、あつし君や8823先輩、最後の最後に深瀬先輩と、アウトローな生徒達との関わりこそがテーマだった様な。それが目的だったのか、いやしかし、 坂本くんて結局何者で何の為にこの学校へ入学したのか。謎を残したままの終幕が、かえって印象的。学校を去る坂本くんが初めて見せた感情のある表情とともに。
読了日:3月16日 著者:佐野菜見
光待つ場所へ (講談社文庫)光待つ場所へ (講談社文庫)感想
短編集とは知らずに買ったけれど、今までに読んだ辻村作品の後日談が色々と読めてお得感がありで楽しめました。トーコさんが自分の道を見つけたのかは疑問でしたが、「冷たい校舎」や「凍りのくじら」の皆さんが、それぞれに自分の場所で頑張っていてホッとしました。
読了日:3月13日 著者:辻村深月
応天の門 5 (BUNCH COMICS)応天の門 5 (BUNCH COMICS)感想
表紙の基経が怖い。業平と出会い、本人の意思に反して、引きこもり文章生から徐々に朝廷の出来事に関わる様になってきた道真。今回は伴善男を助ける事になって、更に対藤原、特に基経とのあれこれに巻き込まれて行きそう。応天門の変まで後何年だろう。年少でお飾りかと思ってた清和天皇が意外にしっかり者の聖君で感心した。でもそれはそれで心配、対藤原的に。唐から密航して来たらしい方、誰なんだろう。続きが気になる。
読了日:3月11日 著者:灰原薬
坂本ですが? 3 (ビームコミックス)坂本ですが? 3 (ビームコミックス)感想
小学生の下校中の遊びにも真剣に付き合う坂本くん。直接頼まれはしないが、その存在が招き寄せる災難に、奇想天外っぽいスタイリッシュさで対応する坂本くん(笑) 自分に何が求められているのか、即座に考えられる所が凄い。でも坂本くんに感情移入は絶対できない、彼は一体何者なんでしょう!?
読了日:3月8日 著者:佐野菜見
雨柳堂夢咄 其ノ十六 (Nemuki+コミックス)雨柳堂夢咄 其ノ十六 (Nemuki+コミックス)感想
書店で新刊見つけて嬉しくなりました。美術品なら作成した人やそれを手にする依頼者の思い、骨董となるまで時代を経て受け継がれたモノに宿る思い。生物学的命は無くても、そこにはまるで命がある様に魂や意思が感じられる。そんなお話の数々がとてもあたたかい。ゆっくりでいいので、どうかいつまでも続けてください。
読了日:3月6日 著者:波津彬子
大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)感想
世界史はそもそも全体像がつかめていないのだが、現代史が更にわからないので、読んでみた。池上さんのお話ならわかりやすいかと思ったが、一番知りたい中東イスラム関連の知識が余りにも無さ過ぎて、結構難しく読むのに時間がかかった。日本の歴史教科書にイスラム圏の記述が少なかったからか? でも読んで良かった。お二人が言う様に、社会に出る前に歴史を学ぶ事は本当に重要だと思った。文系縮小での大学再編、私も心配だ。
読了日:3月5日 著者:池上彰,佐藤優
世界遺産 飛鳥・法隆寺の謎―聖徳太子は、天智・天武に何を遺したか世界遺産 飛鳥・法隆寺の謎―聖徳太子は、天智・天武に何を遺したか感想
テレビ東京で放送された番組とのジョイント企画で、2000年に発行された本。一般向けに書かれているので、とても読みやすい。白村江の戦いの以前から朝鮮半島には何度か派兵、半島から多くの人も来ていて、大和政権内の権力闘争にも大きな影響を与えていたらしい。当時は思いの他に国際社会だったのだな。聖徳太子の一族が蘇我氏に滅ぼされたという事件に、実は中大兄や鎌足も関わっていた可能性など、推古天皇の時代と大化改新以後の流れがつながっている事も改めて認識出来て良かった。謎が解きではなく「謎である」という結論だが面白かった。
読了日:3月5日 著者:

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by hitokohon | 2016-04-02 19:29 | 読書メーター