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2015年11月に読んだ本

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊

波間にて 富士見二丁目交響楽団シリーズ 外伝 (角川ルビー文庫)波間にて 富士見二丁目交響楽団シリーズ 外伝 (角川ルビー文庫)感想
前巻が貞光ちゃんのソロ演奏家としてのライバル宣言で終わったので、続きが待ち遠しかった。久しぶりにストレスが胃に来た悠季。今更ライバル宣言でそこまでダメージか、と思ったが自己嫌悪にハマりこまない所は、やっぱり大人になったのね、良かった。そして、かつて悠季がした気苦労を、五十嵐くんが負っている。ご苦労様です、ガンバレ五十嵐!
読了日:11月30日 著者:秋月こお
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐感想
群れを守る為に自らを犠牲にする者を、馬鹿な奴だとも、それが出来る才を天から与えられてしまった事を哀れとも語ったヴァンの父。助けられた者が感謝するのは当たり前だが、それをさも英雄かのように持ち上げる気持ちの裏にあるものが大嫌いだとも。若かったヴァンに、何としても生き延びる道を探す事を重視するよう語った父の言葉は、彼の決心にどういう後押しとなったのだろう。このヴァンが語った父の話が、一番印象に残った。
読了日:11月27日 著者:上橋菜穂子
薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)感想
タイトルのような人は、周りの評価を気にする余り、現状を客観的に把握せずに出来る自分をアピールする事を重視してしまう。空気を読んで周りと上手く群れる事がコミュ力だと思い、SNSなどでも頻繁にやり取りして、一人になる事を避けたがる。他者からの期待に応える事、不快を与え嫌われたりしない気遣いなどはある程度必要だが、それは他者を思いやってする行動であり、自分が良く見られたい思いに囚われない事。評価の基準は他者からではなく自分の中に持って、一人になって自身を見つめ成長へ向かう時間を持つ事。何事もバランスが大事。
読了日:11月24日 著者:榎本博明
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐感想
話の端緒がつかめるまで中々入り込めなかったが、ヴァンの身に降りかかった災難と、ホッサルが原因と治療法を探求する黒狼熱という病の間に、何やらきな臭い関わりがありそうだというあたりから、断然面白くなってきた。ヴァンの故郷では飛鹿を馬の様に乗りこなすらしいが、鹿の王っていうのは、いったい何なのだろうか? 下巻を読むのが楽しみになった。それにしても、ヴァンが助けた幼いユナちゃが可愛い! 彼女の未来が幸せであるといいのだけれど、何か心配だ。
読了日:11月24日 著者:上橋菜穂子
お医者さんのお引っ越し (プラチナ文庫)お医者さんのお引っ越し (プラチナ文庫)感想
久しぶりに読むこのシリーズ。いつの間にか、すっかり家族らしくなっていた二人。お互い相手を思いやり、九条さんは先生を甘やかす事を楽しみ、先生は九条さんが無理をしているのではと心配する。さりげなく強引にラブアピールする九条さんと、ひたすら照れる甫先生、大人なのになんだか可愛らしいカップルだ。BLは読者の願望充足的な要素もあるが、仲のいい二人を見て自分の家族との接し方を反省する部分もあるかも。
読了日:11月18日 著者:椹野道流
ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実 (光文社新書)ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実 (光文社新書)感想
ガラケー使用で、スマホへ移行する気になれないた理由のひとつに、LINEを利用しなくてすむから、という事がある。それは、コミニュケーション能力の低い私には、その便利さがかえってストレスになりそうだから。でも、LINEについて何も知らずに毛嫌いしてるのもどうかと、本書を読んでみた。運営会社が韓国系の企業である事も、無料アプリでありながら何によって利益を得ているのかも、知らなかった。プロジェクトX的な企業努力の話は面白かったし、便利さや問題点もある程度理解できて良かった。
読了日:11月14日 著者:慎武宏,河鐘基
イシュタルの娘~小野於通伝~(12) (BE LOVE KC)イシュタルの娘~小野於通伝~(12) (BE LOVE KC)感想
関ヶ原以後の一時の平穏、家康に追い込まれて行く豊臣側と天皇側を思うと、この先が辛い。猪熊事件なんてあったんですね、全然知らなかった。秀忠さんの外様大名などの容赦ない取り潰しで、多くの浪人が生まれ、治安の問題も言われてたけど、やがて大坂城へ向かう事になる人々もいるんですよね。真田弟も動き出すのかな。そういえば、来年の大河ドラマに於通さんは登場するだろか?
読了日:11月14日 著者:大和和紀
本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)感想
読みたい本はたくさんあるのに遅読で追いつかず。かと言って速読法を身につける気にもなれないので、本書のタイトルに惹かれた。常にこんな丁寧には無理だが、お気に入りの1冊をじっくり読んでみるのもいいかなと思った。実践紹介されてた本、平野さん以外の日本作品は大昔の学生時代に読んだが、細部をまるで覚えておらずショック。スローリーディングが必要だったかも。平野作品は、文藝春秋掲載「日蝕」を途中まで読んだ事があるだけ。初読みなのに小説じゃなくてすみません。
読了日:11月7日 著者:平野啓一郎
ぼくたちダイアリー  (3) (バーズコミックス スピカコレクション)ぼくたちダイアリー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)感想
いつの間にか3巻出てたんですね。読メしてなかったら気がつかなかったかも。兄弟と叔父の文豪の距離が縮まり、すっかり家族になってるのが嬉しい。優太と正太は父方の叔母さんにも会えて、愛されてて良かったね。その愛がちょっと重かったとしても(笑)
読了日:11月4日 著者:山本小鉄子七尾すず(原著)
あたらしい憲法のはなし (小さな学問の書 (2))あたらしい憲法のはなし (小さな学問の書 (2))感想
昭和22年8月に中学1年用の社会科の教科書として文部省が発行し、昭和26年度まで使われたものの復刻版。中学生向けに書かれているので、とても平易な文章でわかりやすい。国民主権、国際平和、基本的人権を掲げる新しい憲法の内容、国民が決めた最高法規としての大切さ、戦後復興への思いまで伝わってくる。具体的な著者名がないのだが、いったい誰が書いた文章なのだろう。4年で姿を消したのは、戦争放棄を戦力の放棄と明記したのが、昭和25年の警察予備隊設立と矛盾する事もあってなのか。現行憲法とは何かを改めて考える一助になる。
読了日:11月1日 著者:童話屋編集部
お参りですよ (4) (GUSH COMICS)お参りですよ (4) (GUSH COMICS)感想
4巻にしてこの進捗状況ですか(笑)20代も半ば、結構大人なはずの4名さまですが、色々焦れったいですね。
読了日:11月1日 著者:山本小鉄子
うちの神様にはがっかりだ! (キャラコミックス)うちの神様にはがっかりだ! (キャラコミックス)感想
久しぶりのユギさんの新刊で嬉しかった。そして更に久しぶりの禎子さんの原作。悠人に「綺麗だ」を連呼する神主の将和。あなたの方が麗しいのでは? と思ったけど、綺麗は単に見た目だけの事ではなかったのね。見えてお祓いも出来る神主さんと、知らずに色々浄化してる悠人、中々の連携でベストカップルです。指輪の付喪神さんと子猫がラブリーでした。
読了日:11月1日 著者:佐々木禎子,山田ユギ

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by hitokohon | 2015-12-04 01:36 | 読書メーター