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2015年9月に読んだ本②

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊/20冊
(後半9/16から)

ホームレス・サラリーマン (花音コミックス)ホームレス・サラリーマン (花音コミックス)感想
ガミさん、ゴッキーとはどこまでの関係に? と思っていたら次々出て来る驚きの家族関係! ゴッキーとの関係もすんなり行きそうで行かないな(笑) ガミさんに抱きついてる圭太くんが可愛い。でも本当の事知ったら、大丈夫かな、心配。
読了日:9月30日 著者:今市子
戦争もできる日本国 秘密法、愛国心、水陸機動団の次に来る「まさか」 (朝日新聞デジタルSELECT)戦争もできる日本国 秘密法、愛国心、水陸機動団の次に来る「まさか」 (朝日新聞デジタルSELECT)感想
初出は、集団的自衛権行使容認が閣議決定される前、「国家安全保障戦略」が策定された2013年12月の記事。「国家安全保障戦略」「新防衛大綱」「中期防衛力整備計画」の要旨を掲載し、説明を加えている。3方針は、中国・北朝鮮・ロシアなどの周辺国との関係を安全に保つために、日米同盟の強化や、陸海空自衛隊の役割りなどをまとめた感じになっているが、これ個別的自衛の問題だと思うんだけど、何故その後集団的自衛権の行使まで行ってしまうのか、私には理解できない。安倍さん是非もっとわかる様に説明してください。
読了日:9月30日 著者:朝日新聞
雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)感想
須賀さん初読み。コバルト文庫などでお名前だけは存知上げていたんですが、高校球児の物語というのが意外な感じで興味を持ちました。故障した有望選手とチームメイトの「ピンチランナー」、新米スポーツ新聞記者と球児の「甲子園への道」、そして戦時中の旧制中学球児達の辛い運命を描いた表題作。三作とも野球にかける若者の情熱と仲間との関わり、生きる姿勢など、心に残る物語でした。
読了日:9月29日 著者:須賀しのぶ
安倍政権は本当に強いのか (PHP新書)安倍政権は本当に強いのか (PHP新書)感想
今の安倍政権がこれまでの自民党政権とどう違うのか、第一次政権の失敗から学んだ事は何か、そしてそれ故の脆さや後進が育っていないという不安が、解りやすく説明されている。一番印象に残ったのは、一見地味な感じの菅官房長官の官邸掌握術が凄いらしい事。憲法改正が発議されるとしても、どういう形で国民投票するのか疑問だったが、そもそもそれも決まってないのだな。これからをしっかり見て行かなければならない。戦後政治の流れが大まかに語られていた章はありがたかった。欲を言えば所々に年数も入れていただけると更に良かった。
読了日:9月28日 著者:御厨貴
スクラップ・アンド・ビルドスクラップ・アンド・ビルド感想
芥川賞掲載の文藝春秋で読んだが、図書館で単行本を借りて再読。「死んだらよか」が口癖のじいちゃん。卑屈で陰気な生活態度に孫の健斗はイラついていたが、じいちゃんのその願いを叶える為にはどうすべか考える様になる。一方で、じいちゃんを反面教師とするように自分を鍛え「まっすぐにビルドしていく」事に快感を覚える。だが、じいちゃんが時折見せる意外な一面にその本音がわからなくなる。そんな祖父との関係から実は色々と受け継がれていく思いがあり、それが孫の力になっている様に感じた。じいちゃん中々したたかで面白い人だ、と再確認。
読了日:9月27日 著者:羽田圭介
(054)親子共依存 (ポプラ新書)(054)親子共依存 (ポプラ新書)感想
BS日テレ久米書店で知った本。過保護と過干渉、思い当たる事がありまくる私でさえ、「親がそこまで!」と思ったあれこれを経験したので、それを上回る近頃の大学と親の関係に驚き、読んでみたくなった。子育ての最終目標は、自立して親元から巣立たせる事。息子は成人し社会人になったが、まだそれを果たせていない。就職してやっと子育てが一段落とホッとしている所だが、心配は色々ある。「子育てに手遅れはない」という尾木さんの言葉を励みに、自分が安心を得たいだけの行動言動は慎み、子育て最後の仕上げをしなくちゃな、と反省。
読了日:9月26日 著者:尾木直樹
死にたがりと雲雀(3) (KCx)死にたがりと雲雀(3) (KCx)感想
朽木と細目の過去編。冒頭、唐突に解体新書とお札の説明から始まり、はて?と思ったが、そんな時代だったからこその悲劇のお話だった。家族や家を思えばこその事だけに辛い。朽木が前向きで明るい少年だったのも、細目が健気で可愛い少年だったのも意外で、それだけに何があったのか気になる。兄上はいったい!続きがはやく読みたい。
読了日:9月24日 著者:山中ヒコ
いとしの猫っ毛4 (シトロンコミックス)いとしの猫っ毛4 (シトロンコミックス)感想
みいくんを追っかけて小樽かたら東京に来た恵ちゃん。6年のブランクを経ての二人のラブラブぶりは、いちゃいちゃ過ぎるくらいなのに微笑ましいし、二人でいる事で恵ちゃんもしっかりして、みいくんのお母さんへのわだかまりも解けたみたいで、良かった。小樽帰郷での恵ちゃん実家で、みいくんを家族として受け入るお話にウルウル。清水さんの元彼にも会えて良かった。色々まとまって来た感じだけど、続きあるらしいので楽しみ。
読了日:9月23日 著者:雲田はるこ
孔明のヨメ。 (5) (まんがタイムコミックス)孔明のヨメ。 (5) (まんがタイムコミックス)感想
劉備さん周辺も慌ただしく、孫権さんのところからは魯粛さんが先々代慰霊の旅に? 曹操さん所も何やら着々と準備中。そんな不穏な出来事が迫る中、孔明さんもスキルアップ。いよいよ三国志な物語に向かって行くんですね。ヨメちゃんと孔明さんのラブ度もアップ、乱世を乗り切る良い夫婦に成長中です!
読了日:9月22日 著者:杜康潤
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島感想
廣島・ヒロシマ・広島、あの日を境にガラリとかわってしまった街と人々の運命。25年経った広島で、戦後生まれの中学生たちが、そのテーマでの展覧会作品製作を通して、それまでふれる事のなかった、家族や恩師など身近な人々の戦争とあの日の辛い出来事を知る。大きな犠牲を出した戦争は、敵味方を超えて個々の苦しみがあった。加害者にも被害者にも、そして何より傍観者になってはいけない、という思い。著者が読書に、後世に伝えたい事なのだろう。
読了日:9月20日 著者:朽木祥
ホテルローヤル (集英社文庫)ホテルローヤル (集英社文庫)感想
北海道東部の街にあるラブホテル「ローヤル」、廃墟となったところから始まり、「ローヤル」命名のエピソードまで、30年を遡っていく短編集。創業者とその家族、従業員や出入り業者、客として訪れた男女など、関わった様々な人々の劇的ではないが決して平穏とは言えない日常を通して、人生の機微が語られていく。欲望や後ろ暗さ、裏切りや生活の困窮、人間の暗部を描きながら何か一筋の光明が見える様な物語。直木賞受賞作品、e文庫にて。
読了日:9月18日 著者:桜木紫乃
ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院 (集英社文庫)ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院 (集英社文庫)感想
タイトルは「ばけもの好む中将」ですが、もはや「右兵衛佐と十二人の姉君たち」でもいいんじゃないかなと思うくらい多彩(才)過ぎる姉上たち! 表題作はトンデモ設定ドタバタ悲喜劇だったけど、五の君は「孔明のヨメ」のようでステキ。十二の君と春若くんに今後も接点があるのか、など、色々気になるところ。
読了日:9月17日 著者:瀬川貴次

読書メーター
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by hitokohon | 2015-10-01 20:21 | 読書メーター

2015年9月に読んだ本①

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊/20冊
(前半9/15まで)

夏の果て夏の果て感想
ハンケチ、乗り合い自動車、馬車と続く言葉で、今より前の戦前と思われる時代にいざなわれる。旧制中学生なのかな、17才の鈴彦は夏休みを利用して、ひとり実家を離れ病気療養する兄を訪ねた。体調も良くないのに、高齢を気遣って手伝いの女性も断りひとり暮らしの兄八尋には、何か隠している事がありそう。兄弟二人きりの時間が、穏やかそうな中にも緊張感を持って流れていく。せつなくもあるが、何か異界を訪れた御伽噺の様な読後感だった。
読了日:9月15日 著者:八谷響
月影ベイベ 6 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 6 (フラワーコミックスアルファ)感想
蛍子の「おわら」への気持ちが、母を思い一人で踊ることから、皆んなと一緒に踊ることへシフトして、彼女の中の何かが動き出した感じ。千夏さんに促され鳴美との距離も縮まり、蛍子自身は漸二を動かす。風の盆に向かって盛り上がりそうな気配。光くんと蛍子の今後も気になるし、クライマックスへの予感。次巻が待ち遠しい。
読了日:9月13日 著者:小玉ユキ
江河の如く 孫子物語江河の如く 孫子物語感想
2500年前に兵法書「孫子」を書いた孫武の物語。楽しく読める「孫子」入門書でもありますね。戦は国家存亡の一大事。情報を集め、敵味方の情勢を比較検討、勝敗は戦う前にほぼ決している。短期決戦を旨とし、どう勝ったかが大切。最善は戦わずして勝ちを得ること。やむを得ず戦になっても負けぬ事。勝ちにこだわれば、無駄に戦が長引き国が疲弊するのみか、第三者に漁夫の利を与える事になる。何だか先の大戦の過ちを指摘されてる様に思えた。外交努力などにより戦わぬ事を最善とする「孫子」、今正に日本人が読むべき書なのかもしれない。
読了日:9月12日 著者:
最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ (角川文庫)最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ (角川文庫)感想
「ばんめし屋」に時折訪れる、様々な思いを抱く命無きものたち。今回はそもそも生き物ではないマフラーの霊? 眼鏡のロイドが人間の姿で働いているくらいだからそれもありなんですね。マフラーの霊をまとっているのは海里の兄の友人だったので、その謎とともに海里が知らなかった兄の事もわかり、兄弟の距離も更に縮まった様で良かった。兄友人涼彦さん、良い人なのに苦労するタイプみたいなので、今後幸せが訪れるよう祈ります。また登場するかな。
読了日:9月11日 著者:椹野道流
さよなら、韓流さよなら、韓流感想
韓流はエロであり、フェミでもある。韓国の若い男性芸能人には、日本の男性アイドルより男を感じる、そこが魅力と北原さんは言う。確かにそうかもしれないが、私の周りの韓流ファンは、ジャニーズ系のファンでもある人多い様な。私は映画「王の男」を見てからイジュンギさん好きになったし韓国時代劇ファンでもあるが、別に日本の俳優さんに魅力を感じないからではない。韓流ファンも様々で、本書の内容が全てのファン当てはまる訳ではないが、一面ではある。ただ北原さんが実感している様に、韓流ファンは反日とか、逆風の中にある事は感じる。
読了日:9月8日 著者:北原みのり
子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理 (幻冬舎新書)子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理 (幻冬舎新書)感想
今の若者たちの親世代だが、この子たちが「サトリ」世代とも言われるのは本書のタイトルの様な傾向があるからだったのか、とちょっとショック。社会人になり自由になるお金もあるのにモノを欲しがらず、かと言ってお金を貯めて実家から出て行く計画もなさそうな我が息子。そしてそれを容認している夫と私、本書通りの普通の家庭だ。10才までの育て方が大事であり、経済格差より養育格差が子どもの生き方を左右するというのは、頷けるだけに責任を感じる。私が若者だった時はモラトリアムと言われたが、今の若者とどっちが子どもなのだろう。
読了日:9月6日 著者:鍋田恭孝
おじいちゃんが孫に語る戦争おじいちゃんが孫に語る戦争感想
あの田原総一朗さんが、終戦時の自分と同い年になったお孫さんたちに、自分の体験も含めて戦争について語った本。日本は何故どのように日中戦争を始め、やがて太平洋戦争に至ってしまったのか。そして何故もっと早く戦争を終える事が出来なかったのか。軍部と政治家と天皇、国民とマスコミ、日本人があの戦争にどう関わったのか。戦後、教師やマスコミなど大人達が掌を返た様に戦争批判にまわった不信。GHQの占領政策と冷戦に向かった国際情勢の関係、憲法の事など現在に至るまでの事がわかりやすく語られている。安保法制を考える一助ともなる。
読了日:9月6日 著者:田原総一朗,下平けーすけ
nez[ネ] Your Lovely Smell (SHYノベルス)nez[ネ] Your Lovely Smell (SHYノベルス)感想
完結編ですね、一応。電子本で読み始めたので電子化を待とうと思ったけど、早く結末が知りたくて紙本買ってしまいました。問題の男が消息不明なのが不安要素ではあるけれど、とりあえずハッピーエンドですね。まあこれも雨降って地固まると言うのでしょうか、千里ちゃん鷹目さん、喧嘩漫才しながら末長くお幸せに!
読了日:9月1日 著者:榎田尤利

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by hitokohon | 2015-10-01 20:18 | 読書メーター