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12月に読んだ本

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3553ページ
ナイス数:131ナイス

真田幸村真田幸村感想
小説と言うより歴史書の様な作品。時折著者の考えるを差し挟みながら、幸村の生涯を淡々と語り、真田三代への思いを伝えようとしている。関ヶ原で徳川方となった兄信幸が自分の命に替えてもと父の助命を願った事を讃え、息子大助への親心に幸村の無骨一辺倒でない人柄を語る。大坂の陣での幸村の活躍は知られてるが、そこには父昌幸の教えが反映しているといい、著者が昌幸をかなり評価しているのが印象に残った。
読了日:12月30日 著者:菊池寛
うすくれないのお伽話うすくれないのお伽話感想
本当に老人が語るお伽話の形式となっている、40年前の切なくも可愛らしい恋の話。電子本。花丸文庫2008年発行となっていますが、紙本刊行されていたのでしょうか?
読了日:12月28日 著者:凪良ゆう
愛しのいばら姫 (プラチナ文庫)愛しのいばら姫 (プラチナ文庫)感想
「365+1」のスピンオフという事で、楽しみに手にした。前作で久保田が美山を誘って消え時点で、おやおやと思ったのですが、こちらでは主人公でした。久保田は野心家の兄貴肌と思ってたけど、楽天的で根性もある頼れるいい男だった。美山も遠慮なくはっきり言うところ嫌な奴かと思ったけど、それも含めていい子だった。灰原さんが予想以上に器の大きいお方だったのが、ちょっとご都合主義かもと思ったけど...。綾野と紺も公私とも順調そうせ良かった。
読了日:12月27日 著者:凪良ゆう
365+1 (プラチナ文庫)365+1 (プラチナ文庫)感想
遠距離恋愛もの。物理的距離が心の距離まで作り出すのは、携帯やネットが普及しても変わらない人の気持ちの問題。それどころか、携帯やネットが疑心暗鬼を生むきっかけになるから、アナログな時代より大変な部分もあるんだな。綾野視点の出会ってからの別れるまでの過去の話、紺視点の別れてからの今の話、そしてこれからの二人の話。それぞれの気持ちがよくわかって、すれ違いの切なさも双方に共感出来た。
読了日:12月27日 著者:凪良ゆう
ヘンな日本美術史ヘンな日本美術史感想
美術館にはたまに足を運ぶが、美術史や絵画の技法はよく知らない。なので、本書にあるような絵の見方はした事がなくて、とても面白かった。白描絵巻の隆房卿艶詞で木の幹がかな文字になっていたり、数多くの「洛中洛外図」が描かれていたり、明治期の日本美術や画家たちなど、初めて知る事も多かった。著者の山口晃さんの作品も見てみたいな。図書館。
読了日:12月24日 著者:山口晃
【Amazon co.jp限定】美しい彼 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)【Amazon co.jp限定】美しい彼 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)感想
美しい清居から目が離せず、パシリに使われ冷たくあしらわれても、その一貫した孤高の態度に憧れと尊敬の念さえ抱き、神のごとく崇拝してしまう平良。「ウザい、きもい」と言いながらも、自分だけを一心に見つめる平良の眼差しや態度を心地よくも思っていた清居。孤高の俺様とネガティブ俺様は、どちらも自分の思いの殻に籠って中々噛み合わず。どうなることかと思ったが、歩み寄ってみれば割れ鍋に綴じ蓋、他人様には理解されずとも、やっと手にした幸せに思わずもらい泣き。
読了日:12月23日 著者:凪良ゆう
「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ感想
あー私の事を言ってるこのタイトル!ゴメンなさい、私はのろまなカメです...。頭の回転も遅いし、完璧主義ではないけどミスを恐れて時間がかかるタイプで、何事も先延ばしにしがちです。性格は変えられないが、行動は変えられる。何事も自覚を持って訓練する事が大切。ダラダラやらず見切りをつける決断力も必要なんですね。はー、効率優先、成果主義の世の中は厳しいです。反省より言い訳に走る私、ダメダメです(笑) そんな事を言ってる間にまず実行して「のろま」な自分から脱却を目指そう、という事ですね。電子本。
読了日:12月21日 著者:和田秀樹
あめつちだれかれそこかしこ (アヴァルスコミックス)あめつちだれかれそこかしこ (アヴァルスコミックス)感想
表紙の三人は家族なのか? と手に取ったら青桐さんの作品だったので読んでみる事にした。主人公の高校生以外の二人が神様とは思わなかった! 年神様は見た目の通り結構大人(?)だけど、納戸さんは神様のくせに大人気ない(笑) 見た目座敷童だし。青司くんは苦労人のせいか若いのにしっかり者で、flatの彼とは全く違う感じの高校生。青司の孤独は二人(ニ柱?)の神様との生活でどう変わって行くのか、先が気になる。
読了日:12月20日 著者:青桐ナツ
幽霊たち (新潮文庫)幽霊たち (新潮文庫)感想
訳者あとがきに「エレガントな前衛」と書かれていたが、文学にも前衛があったのかと納得。「ガラスの街」と同じように、主人公が依頼人の指示によってある人物を尾行するうち、依頼人の意図や尾行対象者と自分の関係に疑念を持って行く。前作より更に、他者からの承認欲求が自己の存在に持つ意味が重くなっているような。その反面、登場人物の名前がブルー・ホワイト・ブラックなど色名で記号的な識別で表されていて、各人のリアルな実在感がより希薄になっている。
読了日:12月19日 著者:ポール・オースター
月影ベイベ 4 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 4 (フラワーコミックスアルファ)感想
発表会の練習、蛍子は馴染めるのか心配だったけど、捨てる神あれば拾う神ありか、沢山の人の中で活動するのは好い事だわね。円さんを好きな蛍子の気持ちは本当に恋なのかなぁ...。円さんが蛍子を可愛がるのはどういう感情? 次は繭子さんや円さん青春時代が描かれるようだけど、みんな過去に囚われずに生きていけるようになって欲しいな。
読了日:12月18日 著者:小玉ユキ
重版出来! 4 (ビッグコミックス)重版出来! 4 (ビッグコミックス)感想
心ちゃんは今日も元気です。東江さんが心配ですが、自分も周りも見つめて頑張ってますね、エライ! 三蔵山先生のアシさん達のあれこれや、安井さんの過去、心は何を感じ編集者として成長していくのかな、先が楽しみです。
読了日:12月17日 著者:松田奈緒子
あれよ星屑 2 (ビームコミックス)あれよ星屑 2 (ビームコミックス)感想
戦時中の中国、描かれている軍営での兵隊たちの生活は、実戦以外での様々な辛さ苦しさに満ちている。初年兵へのかわいがり、上下関係、食事や休日の過ごし方まで...。門松の豪胆さと川島の柔軟さ、兵隊たち明るい部分に救われる部分はあるが、父から聞いた軍隊の理不尽さを思い出して辛い。ピー屋の女性たちの過酷な環境も、同じ女性としてやりきれなくて悲しい。戦争は敵と戦う以外にも人の尊厳を踏みにじる事が沢山ある。それを時にコミカル力強く描いて、辛いけれど惹きつられる作品。
読了日:12月17日 著者:山田参助
ガラスの街 (新潮文庫)ガラスの街 (新潮文庫)感想
初読み作家。とあるTV番組で「幽霊たち」が紹介されていて興味を持った。まずはシリーズ第1作ということで本作を読んでみた。探偵物ミステリーなのかと思ったら、全く趣の違う物語だった。自分と他者との境界、起こっているはずの出来事の真偽、個人の実在に対する確証の曖昧さなど、謎というか不思議さに引き込まれて行く作品。
読了日:12月14日 著者:ポールオースター
あれよ星屑 1 (ビームコミックス)あれよ星屑 1 (ビームコミックス)感想
終戦後の焼け野原になった東京へ復員して来た主人公。靖国神社の静寂と、闇市の喧騒。名誉の死者への思いと自身の命懸けの体験は、今日の空腹を満たしてくれない。戦争の傷を抱えながら生き、あるいはそれに耐えられず死んでゆく男たち。対象的に、男たちが戦争に負けたから私たちはこうするしかない、と戦前の道徳観をかなぐり捨て辛くとも逞しく生きる女性たち。人は綺麗事だけでは生きて行けない、でも愛しい、と思わせてくれる作品。昭和レトロな色使いと絵柄が印象的で、表紙買い。
読了日:12月14日 著者:山田参助
うせもの宿 1 (フラワーコミックスアルファ)うせもの宿 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
その名の通り「失せ物」が見つかる不思議な宿の物語。異界めいた雰囲気だと思ったら、案内されて来る客たちには、そいう事情があったのか...。女将さんや番頭さん、案内人のマツウラにも何か探し物があるのだろうか?
読了日:12月14日 著者:穂積
僕のおとうさん 3 (マーガレットコミックス)僕のおとうさん 3 (マーガレットコミックス)感想
可愛らしいお父さんと息子のお話でした。結果的に息子のコー君はちょっと大人になり、お父さんは少し重荷物を下ろし、新しい荷物を持つ勇気を得たのかな。死別によって一人親になった子どもと、親の新たな異性関係って、母娘では突き詰めると「ホットロード」みたいな物語になってしまう。こんなにほのぼのしているのに受け入れられるのは父と息子だからだろうな。
読了日:12月13日 著者:アキヤマ香
日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争感想
大東亜共栄圏という美名のもと、朝鮮半島や大陸、更に南方へ侵攻した日本の軍事行動は、当事国の人々にとってはやはり侵略だったろうと思う。ただその中で、本書にあるような日本軍の行動が、欧米植民地からの独立の契機となったという側面もあり、反日感情だけでない国もある事はあまり知られていない。しかし東南アジアで感謝されたとしても、あくまで日本が自国の利益と危機感から始めた軍事行動であり、欧米の脅威に晒されながらも植民地ではなかった中韓と異なるのは当然。当時何故そうした軍事行動に出る必要があったのか知る事が大切。
読了日:12月10日 著者:井上和彦
ふうちゃんとおじいちゃん(1) (アクションコミックス(月刊アクション))ふうちゃんとおじいちゃん(1) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
書店で表紙を見て「父娘ものかな?」と手に取ったら、何とおじいちゃんと孫娘! きっと何か秘密があるに違いないと思い購入(笑) ふうちゃんが純真まっすぐで可愛い。おじいちゃんも天然な感じで可愛い。ほのぼの二人家族物語。うーんだが、最後まで読んでも謎は語られていないが、おじいちゃんの若い見た目に何かあるらしいような。それが気になって続きも読みたくなった。
読了日:12月7日 著者:オザキミカ
「史記」の人物学 (PHP文庫)「史記」の人物学 (PHP文庫)感想
史記入門書として読んでみた。書かれている人々のエピソードは面白いし、なるほど参考になる事も多い。だが項羽と劉邦の話以外、時代背景や年代がさっぱり解らなかった。春秋戦国時代の話が中心だったが、「史記」は歴史書なのに読めばその歴史が解るというものではないのかな? 電子本にて。
読了日:12月6日 著者:守屋洋
死にたがりと雲雀(2) (KCx(ARIA))死にたがりと雲雀(2) (KCx(ARIA))感想
雲雀は朽木先生の寺子屋で、なんとか安心して暮らせると思ったのに、父親の犯した罪にまた苦しめるられることになる。人情のあたたかさ、切なさ、悲しさ、そして強さ。みんな幸せになってね。
読了日:12月5日 著者:山中ヒコ

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by hitokohon | 2015-01-01 08:38 | 読書メーター