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囲碁の世界

中山典之 著 1986年6/20 発行  岩波新書

プロ棋士中山典之六段(本書執筆当時五段)が書いた岩波新書初の囲碁関係本。

囲碁を愛し様々な逸話を残した歴史上の人物、囲碁史に名を残した名手たち、2000年の昔の中国のお話しなど、読み物としても面白いです。その他、プロ棋士の生活白書、西洋囲碁事情、コンピュータ囲碁の事、囲碁入門講座まで、新書本230頁に中に多岐にわたる囲碁の話題を盛り込んだ本です。

菅原道真の「囲碁」と題した漢詩も紹介されており、それには、手談、爛柯といった囲碁の別称も詠み込まれており、道真もまた囲碁を愛したひとりだと知ることが出来ます。
by hitokohon | 2004-07-01 00:00 | 囲碁関連
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